2013年5月17日金曜日

醜形恐怖症の原因とは?

醜形恐怖症が他の恐怖症と明らかに異なっている部分があるとすれば、
それは思い当たる原因がない、物心ついたときから自分は醜いと思っていた、
という方が意外に多いことです。

思い当たる原因がない、ということは、徐々に蓄積されていった感覚でもあるので、
何かがトラウマになっているということは少ないようです。

そしてまた、「美しい」「醜い」という感覚は、人それぞれ違うため、
目に見えているものでもないのでハッキリと説明をするのが難しい状況です。

そのため、醜形恐怖症に悩む方は、一般的に見て容姿が美しいとされるタイプにも関わらず、
自分は醜いと思ってしまうという場合がとても多いようです。

本当に醜いから悩む、というよりは、自分の外見に対する理想、美意識が高すぎて
それに劣っている自分に悩むケースです。
この場合も、自分の醜さに悩む方に向かってどれだけあなたは美しいかということを
訴えたとしても、本人の感覚の問題なのでなかなかその思いが伝わらない
ということもあるようです。

また、最近は女性だけでなく、男性でも醜形恐怖症に悩む方が増えていると
聞きます。
メディアなどでもイケメンという言葉が蔓延し、美しい容姿を女性だけでなく
男性もとても意識するようになってきました。

それは決して悪いことではないのですが、醜い自分、というよりはこの場合は
自分が思っているよりも醜い自分、美しくない自分に思い悩むケースが多いのです。

また、男性の場合、女性と違ってバッチリメイクをするわけにもいきませんから
より悩みが深刻化されるのではないでしょうか。

2013年5月15日水曜日

醜形恐怖症の症状とは

醜形恐怖症という名前を聞いて、一体どれだけの方がその不安を
理解できるだろうかと思うところでもありますが、実在する恐怖症で
もしかしたら心当たりがある方もおられるかもしれません。
 
 
醜形恐怖症は、醜いものに恐怖を感じるという意味ではありません。
この場合の「醜い」対象は、他人ではなくあくまでも自分自身です。
 
要するに、必要以上に自分自身のことを低く評価し、自分の体や顔の
一部分、表情を他の人と比べて極端に劣っていると感じ、
それについて深く悩んだり、悩みすぎて体調が悪くなったり
人前にもでられなくなる・・・・と言った状況のことを指します。
 
そうなってくると、自分と他人の容姿を常に比べ、常に鏡が気になったり、
自分の姿や顔を確認しなければ気がすまなかったり、自分の姿が
残る写真うつりなども後々までずっと気に病んだりというように、
常に自分の姿に意識が移り四六時中気にしてしまう症状が多いようです。

 

2013年5月12日日曜日

男性恐怖症を克服するには?

男性恐怖症に悩む方は、自分を責めたり苦しんだりして、
何とか今の状況を克服しようと苦しみます。

では、克服するにはどんな方法があるのでしょうか?
考えられる限りの克服方法をここで挙げてみましょう。

●少しずつでも男性に慣れてみる
男性恐怖症で真面目な方は、ここで何とか克服しようといきなり
接客業などについてみたりしますが、はっきり言ってこれは逆効果
になることが多いようです。
いきなりそういった場所に入り込むのではなくて、少人数で構わないので
男性がいる職場、サークル、クラブに入ってみるのです。
1対1ではなく、あくまでも多人数の中の一人くらいの感覚で
同じ空間に男性がいることに慣れてみてはいかがでしょうか。

●カウンセラーを受ける
男性が怖くて仕方がないという場合は、心療内科などカウンセリングを
受けてプロの方に任せてみるのも一つの方法です。
また、男性に恐怖を感じる背景には、男性を怖がる原因となった体験のほかに
家族関係のトラウマなど、もっと他に原因がある場合があります。
カウンセラーを受けるということは、自分のこれまで隠していた内部を
さらけ出すこともありますので場合によって辛い思いをすることもあるかも
しれませんが、本当の原因を探るいい機会になるかもしれません。

●芸能人など遠い存在の男性に興味を持ってみる
男性恐怖症の方は、友人関係ならなれるが、相手に恋愛感情を持たれた瞬間
から相手に嫌悪感を感じる場合が多いようです。
ですので、例えば男性アイドルや芸能人など、こちらから一方的に
思いを寄せるだけで成立する関係で男性に慣れるのもいいのではないでしょうか?
もし、男性に興味も持てないという場合はこういった対象に目を向けてみるのも
いい訓練になるかもしれません。

●焦らない
これは克服とは真逆の意見になるのですが、無理に克服する必要も
ないのでは?
と言った意見もあるようです。
苦手な男性と無理に付き合おうと、結婚しようと思わなくてもいいのでは
という考え方です。
ただ、結婚についての考え方などは、その女性の考え方だけでなく
住んでいる地域、家庭環境などが大きく絡んでくるため、
もし支障がないようなら焦って克服しようと思わない方がいいのでは?
という考え方ですね。

このように、いろいろな克服方法がありますが大切なのはご自分がどうしたいのか
ということです。
どうぞ、ご自分を大切にしてくださいね。

2013年5月11日土曜日

男性恐怖症の原因を考えよう

では、男性恐怖症の原因は何なのでしょう?

男性を怖いと感じるには必ず何か理由があります。
それは、自分で自覚している理由もありますが、自分では意識しなかった
部分でいつの間にかその原因が作られてしまっていることもあるようです。

ハッキリとした原因としては、

・交際相手など男性から暴力(身体的・言葉など)を受けたことがある
・父親の虐待
・父親が厳しかった
・嫌がらせをされていた
・周囲に男性がいなかった
・母親や家族から父親の悪口を聞かされていた

などが挙げられますね。

自分で自覚していない原因の場合は、以上のような経験があっても、
そのショックを隠して生活しているうちにトラウマになってしまっていた
ということもあるようです。

ただ、気をつけないといけないのは男性恐怖症なのか、単に男性慣れしていない
だけなのか、ということです。

例えば、周囲に男性しかいない環境で育てば、当然ながら男性に対して
恐怖感(違和感、緊張感)を感じるのは当然のことでしょう。
この場合、環境に慣れれば怖さを感じなくなったり、和らいだりということは
あるようです。

友人関係でいるのは大丈夫だけど、恋愛感情を持たれた途端に受け付けられなくなる
ということもあるようです。

2013年5月10日金曜日

男性恐怖症ってどんな症状?

対人恐怖症の中の一つに、異性に恐怖を感じる男性恐怖症、女性恐怖症があります。

ここでは、男性恐怖症について考えていきましょう。

男性恐怖症の発症者は、女性だと思われがちですが、実は男性でも
発症します。

そのどちらも、男性に対して過去の衝撃的な体験、トラウマ、強烈な思い込みなどが
あり、男性にのみ対人恐怖症のような症状が出てきます。
誰しも、初対面の相手には何らかの緊張感を感じたりすると思いますが、
恐怖症となるとまた別です。

症状としては、

●男性と一緒にいるだけでその場にいられないほどの緊張感を感じる
●男性と話すと赤面してしまう
●男性を前にすると強い不安を感じる

このように、男性に対してのみ出てくる症状ですが、これにより自分自身のことを
責めたり、嫌悪感、不安感を感じ更に症状が進んでしまうこともあるようです。
女性の場合は、男性との恋愛、結婚に関して周囲に理解されず悩んだり
男性の場合は、これもまた周囲にはなかなか理解されにくい状況だったり
しますので、仕事、学校関係での自分の立場に支障が出る場合もあります。

ただ、中には男性とのお付き合いなどに全く興味を示さない女性がいます。
その場合も男性恐怖症だと周囲から思い込まれてしまうということもあるようですね。

2013年4月20日土曜日

赤面恐怖症(あがり症)を克服するには?

赤面恐怖症(あがり症)の方は、相手の反応が極度に気になるあまり、
顔が赤くなっているのを恥ずかしいと思ったり、「~しなければならない」
「こうあるべき」という自分への思いが強すぎて、自分でも意識しないうちに
プレッシャーをかけてしまい、より緊張してしまう、ということがあります。

そこで緊張しすぎると赤面したり、それを自分で感じ取ってしまえば
より緊張感が強くなる・・・という悪循環を抱えています。

言い換えれば、赤面症の方はとても勘が強い、ということも言えます。
相手が何を自分に求めているかを感じ取ってしまい、それをかなえられない
自分を責める傾向があるからです。

それと、よく
「気にしなくていいよ」と周りの人にフォローされることもありますが、
これについても赤面恐怖症の方も十分わかっているのです。
分かっているけど、気になる。気にしなければ気にしないでまた不安なのです。

それならば、「緊張しないようにしよう」「赤面しないように」と考えるのではなく、
「緊張してもいい」「赤面したっていい」
と、逆に開き直ってみるのはいかがでしょうか。

実際に、緊張したところで、意外と相手も他のことを考えていたり、実は
あなたよりも緊張していたりすることは多々あります。
なるべく緊張、赤面する自分を受け入れる考え方ができるように意識して
みるのもいいかもしれません。

2013年4月15日月曜日

高所恐怖症を克服するには?

では、高所恐怖症を克服するにはどうすればよいのでしょうか。

高所恐怖症の方に、怖さの理由を尋ねるというあるTV番組がありました。
その際、高所恐怖症の方は
「怖すぎてどうにかなりそう」
「そのうちその高さに飲み込まれてしまう気がする」
という回答がありました。

そうなんです。
通常はただ「怖い」と感じるところを、高所恐怖症の方は更に想像力を
ふくらませて、自分自身でどんどん怖さを増殖しているようなのです。
そしてまた、やっかいなことにこの怖さは「大丈夫だ」と思うことで
より怖い気持ちが強くなるそうです。

専門家によりますと、怖い気持ちはそのまま受け止めて押さえない方が
よい、という回答がありました。
どの恐怖症でも同様の状況に陥りやすいようなのですが、恐怖症の
方はどちらかと言うと、ありもしない恐怖をどんどん頭の中で増殖させて
よりパニックになる傾向があるようです。

高さに慣れればいい、という意見もありますが、あまりにもパニックになる
状況でその環境に慣れることは正直難しいので、もしその状況に慣れようと思うのなら、
パニックにならない程度の高さの場所を選び、できれば一人ではなく誰かと一緒に
いた方が冷静さを保てるそうです。

もちろん、高さが怖いのは普通の感覚ですので、無理にしんどい思いをして
克服する必要もないのですが、もし必要に迫られているなら、こういった
方法もあることをお知らせしておきます。